何気ない時間の小さな幸せ

私がほんのちょっとだけ幸せを感じる時は、主人と食事をしている時です。
私と主人が始めて出会ったのは10年前、大学の同級生でした。当時から不思議とウマがあったので一緒にいると楽しかったですが遊ぶのは昼間や夜中で、今思うとあの当時は一緒に食事をしたことはありませんでした。
劇団四季のチケットを買って見に行くこともありました。大学を卒業してからはお互いに違う県に住むことになったために会うことはもちろん、連絡をとる回数も少なくなりました。連絡を取った時には、お互いに新卒で就職しているために悩みは尽きず、愚痴を言い合って慰めあっていました。
そんなある日、私は当時付き合っていた男性と別れようと思い、主人に恋愛相談をしていた時でした。主人に冗談のように「そんな男はやめて俺にしなよ」言われました。以前からよくそんなことを言われていたのでまたいつもの冗談だろうと思っていましたが、次の日また同じことを言われました。いつもの冗談とは何か違うと気が付き、真剣に考えました。結局当時の彼と別れて夫と付き合うことになりました。しかし私たちは県外同士、簡単に会える距離ではありませんでした。
遠距離を主人は甲斐甲斐しく通ってくれました。交際して初めて主人と一緒に食事をしました。よく食べる人だなと思ったことをよく覚えています。
それから結婚し、2人での食事が当たり前になりました。改めてよく見てみると、大好きな食べ物はとても嬉しそうに食べますし、私が作ったものを美味しいと言いながら食べる姿を見ると幸せだなと思います。昼は仕事もあるので別ですが、朝と夜はどれだけ主人の帰りが遅くなろうとも待って一緒に食事をとるようにしています。
食事など当たり前のことだと思います。しかし、遠距離恋愛でなかなか会えなかった私たちにとってはただの食事の時間もとても大切で、毎日幸せを感じています。

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